開催目前の『ULTRA JAPAN』!魅力と楽しみ方をご紹介。
◆アワード受賞や『グラミー』ノミネート、世界で活躍のDJ陣が多数出演
『ULTRA MUSIC FESTIVAL』は、98年から米・マイアミで毎年開催され、今年で18回目を迎えた老舗フェス。日本のほかスペイン、ブラジル、アルゼンチンなど、19ヶ国で行われている。ひと晩で数十万ドルを稼ぐトップクラスのDJ陣が出演し、マドンナやパリス・ヒルトンといった著名人も自らチケット購入し、参加したことで話題となった。日本ではエイベックス・ライヴ・クリエイティヴが主催し、東京・お台場に約5ヘクタールもの特設会場を設置。日本初の都市型巨大ダンスフェスとして開催され昨年は、のべ9万人を動員した。
初日のヘッドライナーであるカナダ出身のデッドマウスは、ネズミの被り物がトレードマーク。EDMアーティストを“CDプレーヤー”呼ばわりするなど、SNSでの過激な発言も注目されているが、『グラミー賞』のノミネート経験もあり実力は本物。ノルウェー出身のカイゴは、今年の『グラミー賞』にノミネートされ「ソング・オブ・ザ・イヤー」にも輝いたイギリス出身のエド・シーランの楽曲をリミックスしたことで話題となった。南国テイストのトロピカルなサウンドは、心地よい空間を演出してくれるだろう。
2日目は、「世界のトップDJ100」(クラブ・DJ専門誌『DJ MAG』発表)で2年連続1位の座を手にしたオランダ出身のハードウェルが、『ULTRA JAPAN 2014』に続き2度目のヘッドライナーを務める。アメリカ出身の人気歌手のジェイソン・デルーロとのコラボ曲は、『めざましテレビ』(フジテレビ系)「めざましじゃんけん」のテーマソングに起用されていたので、耳にしたことがある人も多いだろう。
3日間のトリを務めるオランダ出身のティエストは、数々の賞や『グラミー賞』にノミネートされただけでなく、2004年にはアテネ五輪の開催式で演奏。あのマダム・タッソー館に殿堂入りするなど、世界を唸らせるDJプレイは必見だ。若干20歳にして世界的に活躍するオランダ出身のマーティン・ギャリックスは、昨年マイアミで行われた同フェスで、R&B歌手のアッシャーとコラボレーションし、会場を沸かした。このほか、世界が注目するDJ陣が多数出演。音楽配信サービス「AWA」では、『AWA/ULTRA JAPAN 2016』アカウントが開設されヘッドライナーをはじめとした今年の出演者だけでなく、昨年の出演者のプレイリストも公開中。楽曲を知らない人は事前に予習ができ、イベントに行けない人もAWAで『ULTRA JAPAN』が楽しめる。
◆音楽だけでなくファッションも注目! SNSを有効活用しフェスの達人に
以前、ORICON STYLEのインタビューで『ULTRA JAPAN』のクリエイティブディレクターを務める小橋賢児氏は、「SNSからはじまったフェスだとも言われていて。誰を誘って、どんな洋服を着て行こうかとライフスタイルに密着しながら、それぞれが当日を迎える。ただの傍観者やお客さんではなく、みんなで一緒に作ってきたような感覚になります」と語り、ビックフェスに成長した理由のひとつとして、SNSでの普及をあげる。世界各国で行われたイベントのアフタームービーはYouTubeで公開され、フェス参加者の感想や写真など、SNSでイベントの予習してみてはどうだろうか。
昨年、同ステージに立ったm-floのVERBALが、「メインステージの一体感や、(楽曲を)知らなくても盛り上がれるところが良い」と言うように、誰でも気兼ねなく楽しめるのも同フェスの良さでもある。ダンスミュージックのフェスでありながら数万人規模の会場で、観客全員が大合唱する圧巻の光景も見ることができる。友人だけでなく、音楽を通して共通の趣味で意気投合できるのもこのイベントの醍醐味。
また参加者には、オシャレや流行に敏感な若者たちが多く来場するため、ファッションやライフスタイルといったカルチャーが楽しめるのも魅力のひとつ。今年の『ULTRA MUSIC FESTIVAL』では、アメリカンスポーティやロック、パンク要素を取り入れた毎年人気の定番ファッションのほかに、運動着と普段着の調和を取った今年のトレンドでもあるアスレジャースタイルが目立った。足元は動きやすいスニーカーが多く、ソックスにポイントをおき個性を出しているのも特徴。SNSなどで最新のフェスファッションをチェックし、友人とお揃いのコーディネートなど、イベントを心待ちにするのもいいだろう。ひと晩で数千万円稼ぐとも言われ、プライベートジェットで世界中を飛び回るDJ陣のプレイは必見。イベント開催まであと少し、ファッションや音楽など、SNSで事前にチェックして行くとより楽しめるだろう。
出典:ORICON STYLE
0コメント